先日から刺しているクリスマスの刺繍です。ここまできました。人型のクッキーは最後に刺せばよかったかもしれません。
左側、頭に枝が刺さっているみたい。
イテテテ…。
このクッキーさんがかわいくて、それもこのキットにした理由のひとつです。前よりはロングアンドショートステッチがマシになっている気がするのだけど、気のせいかなあ。
人型のクッキーというと、私の場合、思い出すのはこの本。
またしても、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんの本です。『魔女と暮らせば』。クレストマンシーシリーズの1冊目の本です。ハウルの動く城のシリーズより、こちらのが好み。私の手元にある本で2001年に出版されているので、けっこう出版されてから年数経ってますね。内容、ぜんぜん古くないどころか、最近むしろ流行っている系かもしれません。人型のクッキーは魔法が普通にある世界の魔力のある人が焼いた物として登場します。食べようとすると逃げるんだそうです。だから、やっとこさ捕まえたときは、食べて当然という気になる…ハズなのに、魔力があるんだけど弱めの人が作ったクッキーはお皿に横になったままヘロヘロと手を振るだけなので食べる気になれない…という描写が面白くて、ここだけたまに読んでしまうのです。
やっぱり逃げてくれないと、ね。
私の刺したクッキーさんは元気に逃げそうな顔をしています。すごくすばしこくて、手を焼きそうです。
あー、早く仕上げて飾りたい気持ちと、いつまでも刺すのを楽しみたい気持ちがまたしても。